• (兵庫県神戸市)東灘区保護司会

令和3年10月9日 退任のご挨拶(2) 魚崎支部 森本和也保護司

退任にあたり

                               森本 和也

16年前に保護司という大役を受けることになり、当初は、自分はこの大役をこ

なすことが出来るかと不安でした。自分の今迄やってきた人生で少しでも役にた

つ事はあるのか、又立場上社会ルールを守り生活をしていくことが出来るのかと

か不安が一ぱいでした。

就任1カ月たらずで、対象者を担当することになり、何をすればよいのかもわか

らず、以来数多くの対象者を担当してきました。心掛けた事は、対象者との面接

には、注意を払い、対象者が面接に来やすい日程調整や環境作りに気を付けた結

果、各対象者は早く来 る人や遅れる人はいたが、必ず連絡が入り面接を実施出

来なかった事がなかった事が良かったと思っています。又ある対象者が担当後数

年たち、私結婚して子供がいますと写真を見せてくれ、その報告を受けた時、も

うこの人は大丈夫だと安心した事は今でも忘れません。私にとっては保護司とし

ての大きな思い出です。