• (兵庫県神戸市)東灘区保護司会

令和3年1月17日 FACEBOOK井上保護司

1月17日暗い中学校の体育館、大勢の人が毛布に何重にも包まって寝ている疲れ

果てたのか、不安や心配によるのか、お互いを気遣っているのか、人声はない時

折やってくる余震で、天井の何かがカランコロンと音を立てると、突然、静寂の

中に男性の声が響き渡る。「〜いませんか?」出張帰りのお父さんが、ようやく

たどり着いたのだろう何回か呼びかけるが返事は無く、また元の静けさに戻るこ

のようなことが一晩中繰り返されるある時、返事があった静かだった体育館の中

に拍手が沸き起こる「しあわせ運べるように」が数日前に神戸市の歌になりまし

た。もう数え切れない程聞いたはずなのに、この歌が流れると、当時のことがあ

りありと思い浮かび、26年経った今も、目に涙が溢れてきます。この曲は、灘区

の小学校の音楽教師、臼井先生が震災直後に避難先で作曲したそうです世界中で

歌われているそうですが、ベトナム語バージョンは見当たらないので、翻訳して

みました

♬[để mang lại hạnh phúc]IChúng tôi có tinh thần mạnh mẽvượt qua trận

động đất này

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