1月17日暗い中学校の体育館、大勢の人が毛布に何重にも包まって寝ている疲れ
果てたのか、不安や心配によるのか、お互いを気遣っているのか、人声はない時
折やってくる余震で、天井の何かがカランコロンと音を立てると、突然、静寂の
中に男性の声が響き渡る。「〜いませんか?」出張帰りのお父さんが、ようやく
たどり着いたのだろう何回か呼びかけるが返事は無く、また元の静けさに戻るこ
のようなことが一晩中繰り返されるある時、返事があった静かだった体育館の中
に拍手が沸き起こる「しあわせ運べるように」が数日前に神戸市の歌になりまし
た。もう数え切れない程聞いたはずなのに、この歌が流れると、当時のことがあ
りありと思い浮かび、26年経った今も、目に涙が溢れてきます。この曲は、灘区
の小学校の音楽教師、臼井先生が震災直後に避難先で作曲したそうです世界中で
歌われているそうですが、ベトナム語バージョンは見当たらないので、翻訳して
みました
♬[để mang lại hạnh phúc]IChúng tôi có tinh thần mạnh mẽvượt qua trận
động đất này
・・・・・