昨日、「子どもたちをよろしく」映画を観て、「重たい主題の映画だった」「朝
からストレスが溜まった。望月記者のコメントで内容が理解できたが」といった
感想が保護司から寄せられました。私もリアルで重たく苦しい映画に疲れました。
ところで、兵庫県弁護士会会長が終わりの挨拶で「この映画をご覧になって、
心底疲れておられるのではないでしょうか・・・・フィクションではなくリアリ
ティに富んでいる・・・この映画は弁護士たちにむけられている・・・ひとりひ
とりの大人として『子どもたちをよろしく』とのメッセージ・・・。」と語って
いました。
一方、昨年の暮れNHKBSドラマ「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」そ
してWOWOWドラマ・その後映画化「前科者」で保護司の寄り添う姿が描かれ
ています。まさに、「子どもたちをよろしく」終了後の東京新聞望月記者のコメ
ント「もし彼のそばに 一人でも彼の苦しみに寄り添える大人がいれば 母親、
父親、第三者の先生 大人たち」のひとつの解かも知れません。
また、3月10日の兵庫県弁護士会主催の「寄り添い弁護士制度研修」そして3
月19日法務省「【YouTub配信】広がっています。#再犯防止~みんなで描
く、誰ひとり取り残さない社会~」での「検察による入口支援」が、求められる
解と思います。
どうか、「子どもたちをよろしく」の続編を制作してください。「この映画は
フィクションである。しかし、その中に出てくることはひとつひとつすべてリア
ルの現実だと。フィクションだからこそリアルティを追求することができたん
だ」で終わらないようお願いします。(和田保護司投稿)