昨日、龍谷大学の犯罪学研究センター主催の公開研究会にオンラインで参加しま
した。テーマは、「再犯防止推進法功罪ー当事者、実務家、研究者の視点」。NPO
法人マザーハウス代表の五十嵐さんは、受刑歴があり、発言に説得力がありまし
た。中島さんも矯正施設の現場勤務があり、発言に実感がこもっていました。再
犯防止推進法が議員立法によって成立した経緯の紹介があり、この法律が地方自
治体に再犯防止計画策定の努力義務を課したことにより、自治体の職員が犯罪防
止に目を向けることが出来、社会にその意識が広まっていった、との「功」の側面
の話があった。五十嵐さんからは、再犯防止等の施策を考える際には、もっと受
刑歴のある経験者の意見を聴くべきである、と主張されていました。再犯防止等
について、新たな知識を得ることができ、有意義な公開研究会でした。