• (兵庫県神戸市)東灘区保護司会

令和元年8月4日 甲南大学 模擬裁判

日時 令和元年8月4日(日)12:00~13:00

場所 甲南大学12号館4階法廷教室

テーマ オープンキャンパス

再犯防止の切札は「監視」か、「支援」か

【イベント内容】

 犯罪対策の力点は再犯防止にあります。それには、専門機関のみならず、地域社会の協力が不可欠とされています。そこで地域住民が直面する「不安」について「少年の犯罪」をテーマとした模擬裁判で考えます。法と政治の学びの一コマを現役学生とともに、体験して下さい。

【模擬裁判】

事件:犯行時18歳の少年が免許も技量もないのに運転、被害者を死亡させた。

審理の論点

 行為 「反社会性の強い凶悪な行為」か「未熟さの表れた行為」

 処分 「刑事処分(少年刑務所で刑罰の執行)」か「保護処分(少年院での教育)」

証人尋問

 前田教授が「少年法の目的、刑事訴訟法の目的、更生支援活動の重要性」について語られた後、「更生支援プロジェクトの取組み」を、またゼミ生が「健全育成」をパネル説明された。

判決は「保護処分」であり、傍聴席では「刑事処分」が若干多かった。

以上、模擬裁判のなかで、「更生支援とは」「更生支援プロジェクトの取組み」について説明していただき、前田先生、ありがとうございました。ゼミ生のみなさん、お疲れ様でした。(和田保護司投稿)