令和5年度 更生保護就労支援シンポジウム
誰も取り残さない〜安全安心な社会と安定した生活のために〜
対象者が社会での「居場所」の確保策として出所前における現代スキルの修得や社会的企業との連携及
びその普及方策 について検討。
就労支援を円滑に進めるためには対象者とのスキマを埋める、民間の協力が不可欠であり、加えて安定
した就労が出来るような工夫や改善策も引き続き考えていく必要があるように思われる。
パネリストの取組、今後に向けて
→仲間づくり(つながり)、適所への配置(支援・配慮):(株)花谷工業
→発達障害児が出来る事を増やす指導を行っている
支援金給付完了後もトレーニングや指導を受けれる環境を整えて欲しい。:(一社)児遊人
→寄り添い、隙間を埋める為に他機関(福祉,医療、地元ボランティア)への協力依頼:中央区保護司会会長
対象者に対する社会的企業の普及に向けた方策を検討 するには,これまでのような刑事政策の専門家だ
けではなく,いろんな分野とも連携してネットワークを広げていく必要があるように思われました。
【パネリスト】
播磨社会復帰促進センター長 山岡龍一
株式会社花谷工業 取締役 井上絵里
平成25年から10年間にわたり協力雇用主として、保護観察等対象者を多数雇用し、その定着に尽
力され、自立更生に大きく寄与しておられます。
一般社団法人 児遊人 代表理事 奥村 節世
知的、発達障害児18歳迄が対象の施設
中央区保護司会会長 横山直美
地区保護司会の諸行事を積極的に推進しながら、地域活動(トライやる・ウィーク)にも熱心に取り組
まれると同時に、多数の保護観察。